デジタルアーカイブ

1 フィルムチェック(他社作業)

フィルムの状態を丁寧にチェックして、フィルムスキャナーにかけられる状態に補修していきます。
また、フィルムをクリーナーにかけて付着したゴミを取り除き、フィルムを綺麗にします。

2 デジタル化(他社作業)

高性能な動画フィルム用スキャナーを使用して、フィルムを最高画質のデジタルデータに変換します。この際、16mmフィルム、35mmフィルムなどが持つ最適な解像度、フレームレートを選択し、維持できるようにすることで、後のデジタルアーカイブにつなげていきます。

3 画像修復

フィルムには元々、キズや撮影時のゴミの付着があり、それらも一緒にデジタル化されます。 またフィルムの汚れがひどい場合には、デジタル化の際にもゴミが付着します。
これらのキズやゴミを1コマ1コマ丁寧に取り除く作業が画像修復です。
1コマに映るキズやゴミはとても見えづらく、視認性を高めるために、 暗室でディスプレイを見ながら作業していきます。
大きく破損しているコマなどは、周囲のコマから合成して復元することもあります。
(この他、音声の修復もありますが、当社では行っておりません)

4 カラーコレクション

フィルムは温度、湿度といった環境の変化などの理由から、退色していることがあります。
ディスプレイとソフトウェアなどをフィルムにとって最適な色域に設定し、これらの色彩を調整していきます。

5 デジタルアーカイブ

デジタル化された映像、修復が終わった映像を、長期保存を目的としてHDDやLTOなどのメディアに記録します。
これらを総称して、「デジタルアーカイブ」と呼びます。

デジタルアーカイブでは、約束事があります。
1. 分散保存 2. 複数メディアでの保存
これらを適切に行う事で、火災などの自然災害や特定のメディアからの復元が難しくなった際のリスクヘッジとする事ができます。
また、長期間のアーカイブに適したメディアは、低コスト、高普及率、長寿命の3つを備えていることが望ましいのですが、現実にはこの3つを備えているものがありません。
そこで、HDDやLTOなど低コストで普及率の高いメディアに保存して、数年毎にコピーを行う事(マイグレーション)で、寿命の問題に対応しています。